桜のランプの思い出

何年も前に、陶器に桜の花びら型をくり抜いたランプを見たことがあります。

とても素敵だったので、私もいつか、あんなランプを作ってみたいと思いました。

そして、10年の月日が流れたころ、やっと陶芸教室を探し始め、3年後に教室を見つけて、それから通うようになりました。

桜のランプを作りたいと思ってから、もう13年も経っていました。

でも、始めは小さな湯呑を作るのがやっとだったので、先生に「本当はランプを作りたい」とは、なかなか言い出せませんでした。

ある日、習い始めて4か月ぐらい経った、ちょうど桜の時期に、「桜のランプが作りたい」と話してみると、意外にも簡単に「どうぞ」と言われました。

私は、「難しいから、もう少し練習してからにしなさい」と言われると思っていたので、先生の反応にすこし唖然としました。

それでも、作り始めると楽しくて楽しくて、どんなふうに桜の花びらを散らそうか、毎日いろいろ考えたりしていました。

やっとできた私の下絵を見て、先生は「そんな複雑な柄を彫るのは無理だよ」と、この時は反対されました。

しかし、失敗しても自分の思うようにしたかったので、先生に再度お願いしました。

13年も思い続けていたランプだから、どうしても自分の心の中にあるものを、どうにか表現したいと思ったからです。

そうやって出来上がった桜のランプは、先生も驚くほど華やかで美しく、私のお気に入りのランプになりました。

そして、心の中にあるものを、こんな風に形に表現出来るなんて、とても素敵なことだとあらためて思いました。

それと同時に、強く思い続けている事は、必ず叶うと確信しました。

今年も桜の季節がやってきましたが、私が作ったランプは桜の時期だけ、近くのお店に飾って頂いています。

ちなみに、私がお気に入りの化粧品のライスフォースもトライアル購入の時点で、これは私の肌に合っていると直感で感じました。